吉野山の紅葉
今日は祖父の三回忌の為、奈良吉野山に来ております。
吉野は日本一の桜の名所とも言われ、豊太閤秀吉の桜見物の話しは有名で徳川家康、宇喜多秀家、前田利家、伊達政宗ら錚々たる武将や茶人達総勢5,000人を伴い吉野山を訪れたと伝えられています。
吉野は山全体世界遺産。その山を祖父はこよなく愛し永眠の地としました。
吉野山は桜だけでなく、今の時期銀杏やもみじ、それに赤く鮮やかな山桜の葉で山全体が賑やかになります。約3万本の桜の葉が紅葉する姿は多くの俳句にも歌われています。
存命の頃は勿論、運命を全うして尚、私たち家族を導いてくれる祖父を尊敬をして止みません。
今回は吉野山信仰の象徴、国宝金峰山寺 蔵王堂にて朝の勤行で身を清め、自然を感じながら自分自身、人生を見つめ直す機会を持つ事ができ貴重な時間を過ごすことができました。